2 銭形砂絵
観音寺市有明町琴弾公園内商工観光課 TEL:0875-23-3933
琴弾公園の松林の中にある巨大な砂絵。今を去る350余年前の寛永10年、藩主の生駒高俊候が領内を巡視することになった折、土地の人々が歓迎の気持ちを現わすため、急拠白砂にクワを入れ一夜にして作りあげて藩主に捧げた、と伝えられています。
全体の大きさは、東西(縦)122メートル、南北(横)90メートル、周囲は345メートルあり、深さは1.5メートルで大人の身長程もあります。実際の形は楕円形をしていますが、琴弾公園山頂から眺めるときれいな円形をなして見えるあたり、当時の作者の苦心が偲ばれます。 現在は、年に2回、市民の手で形を損なわないように補修作業が続けられています。